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[ニュース] 2015.08.31

「マイナンバーだけじゃない!10月からはじまる共済年金一元化」

 

昨日は仙養ヶ原まで陶芸しに行った、ありき事務所 有木です。

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3ヶ月後の焼き上がりが楽しみです。

《10月から始まる共済年金との一元化》
サラリーマンは、厚生年金に加入し、自営業者は国民年金に加入しています。
一方で、公務員は共済年金に加入して来ました。

この共済年金を、厚生年金と一本化する作業が、今年の10月から始まります。
一元化の目的は、保険料や年金給付の公平性があるようです。

ただ単に、年金財源がまとまるだけなのでは。と思いきや、どうやら細かいところがかなり変わります!

《厚生年金が共済年金に、共済年金が厚生年金にそれぞれ適用が変わってくる》
厚生年金と共済年金の制度一元化に伴って、それぞれ異なる取り扱いを行っていた点のすり合わせが行われています。

(共済 → 厚生へ)

・加入できる年齢制限が70歳までに

 共済年金は従来、制度加入に年齢制限はありませんでした(私学共済以外)。逆に、厚生年金制度は原則として、70歳までの加入となっています。今回の一元化に伴って、共済年金制度も、70歳までの加入となり、従来無かった年齢制限が組み込まれることになりました。

(厚生 → 共済へ)

・70歳以上【昭和12年4月1日以前生まれ(現時点で78歳)】の人にも在職支給停止が適用される

 厚生年金では、昭和12年4月1日以前生まれの人には、在職老齢年金の支給停止が適用されてきませんでしたが、10月以降は、共済年金制度に併せて在職停止が行われます

・同月得喪1ヶ月で無くなる

 従来の厚生年金制度では、同じ月に入社と退社が一度に発生した場合、厚生年金1ヶ月加入として、保険料が発生していましたが、10月以降は厚生年金1ヶ月をカウントしないことになります。

ややこしい話が多いですが、年金を貰う年齢の人だけでなく、会社やまだ若い人について対応をしていく必要がある制度改正となっていますので、10月以降の給与計算、報酬の決定等に注意をしていく必要があります。

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