- ありき社会保険労務士事務所HOME >
- News >
- 労務ニュース
News
労務ニュース
[ニュース] 2018.01.17
外国人技能実習生、3年で22人が労災死
日本に来ている外国人技能実習生が労災で死亡する割合が、日本全体の労災死に比べおよそ2倍にのぼることが厚生労働省の調べでわかりました。
厚生労働省によりますと、2014年度からの3年間に労災で亡くなったと認定された外国人技能実習生は22人で、長時間労働による過労死は1人でした。
実習生の国籍や性別、職種は明らかにされていません。
同じ3年間の日本全体の労災死は10万人当たり1.7人ですが、実習生の労災死は、そのおよそ2倍の3.7人となっています。
『外国人技能実習制度』は、外国人を日本の企業などで受け入れ、習得した技術を母国の経済発展に役立ててもらう制度で、去年、新たな職種として「介護」が加わり、実習生は今後さらに増えるとみられています。